施設概要

“紫雲英の郷”は平成8年10月知的障がい者入所更生施設として開設しました。 利用者の方々が安心して楽しい家庭に代わる施設となり、故郷になれるようにと色々提案しながら支援に取り組んできました。当施設は、障がい者福祉の担い手になるべく地域の方々のご協力を得て、スタッフ共々努力を積み重ねております。 社会環境の変化や制度政策の変更など今後も取り組むべき課題は多くありますが利用者の方々のイキイキした表情に出会ったり、 若いスタッフが懸命に頑張っている姿を見るにつけ、この上ない幸せを感じています。利用してくれる皆さんが、 一人でも多く社会の一員として生きがいを持って暮らして頂けるように“紫雲英の郷”はあらゆる可能性を信じてチャレンジして行きたいと思っています。
理事長 淺川 文宏

社会福祉法人 陽南会
障がい者支援施設 紫雲英の郷(れんげのむら)
紫雲英の郷入り口
理 事 長
淺 川 文 宏
開   設
平成 8年10月 1日
増   設
平成 12年8月 1日
敷 地 面 積
2985.535m²
延べ床面積
1876.355m²
定   員
66名
職   員
38名
紫雲英の郷の由来
れんげの写真 蜂 紫雲英の郷は誰もが一緒に安心して生きあえる場所そしてどんな時でも、戻って来てホッとできる素朴な故郷になりたいとの願いを込めて設立しました。そのために“れんげのむら”という名をつけ“郷”に故郷の想いを託しました。
「れんげ」は“紫雲英”と書きます。“紫雲英”は農地を肥やし人々を豊かにするために行われてきた作業で、稲刈りの後で種を蒔き、その小さな種は厳しい冬を越して春には可憐な紅紫色の花を咲かせます。花にはおいしい蜜が、全体は緑肥として全てを奉げて一生をおえます。又、れんげは「蓮華」とも書きます。このれんげは悟りを得た人の座として、あるいは華と果が同時に咲くということから真実の教えのたとえの華として大切にされています。
“れんげのむら”はこの二つの花の厳しさに耐え、身を挺した生き方と真実味のある生き方を自分たちの生き方として、大切にしながら懸命に誠実に生きあえる故郷であるところとしての想いを込めて名づけたものです。